とにかく真っ白な頭に情報を詰め込むことにした。総務省統計など無料ネタはもちろんのこと、後悔してますが10万円以上する高価な書籍も購入した。またシニアビジネスの関連企業や団体に訪問して生の声を聞いて回った。わかったことを簡単に言えばこうなる。
a) 先行企業の殆どが苦労している
b) 結局、事業者の本質は見抜かれる
c) 受け入れられる事業にはキチンとした理念がある
d) 一旦、受け入れられた事業は長く信頼される
また素材整理の中で事業参入に有効と考えたクレオの特徴も、実際には事業化された後でないと有効な作用が期待できないと分かってきた。苦労が目に見えてきた。シニアビジネスへの参入はどう考えても無謀に思えてきた。途方に暮れかけた時、一通のメールがきた。あの役員からだった。やっぱり真夜中に送信されている。
八木、元気そうでなにより。日本はなぜ敗れるのか(敗因21か条)
山本七平著 角川書店 781円
読んでみて。
ぜんぜん元気じゃありません。白目むいちゃうくらい悩んでいます。大概この手の本は書店に行かなくてもマスコさんが持っている。ついでに「国家の品格」も借りて読むことにした。
「やるだけのことはやった。思い残すことはない。」これらの言葉の中にはあらゆる方法を探究し、可能な方法論の全てを試みたと言う意味はない。ただ一方法を一方向に極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するために投じ続けた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出し切ったとして自己を正当化しているということだけだろう。(日本はなぜ敗れるのか(敗因21か条)より)
圧倒的な大局観や総合判断力をもつためには、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。そうした教養を背景として行う総合判断が正解に一番近い。(国家の品格より)
うまく言えないけれど、ボクは仕事用の脳ミソだけで闘っている事に気が付いたんです。趣味の音楽や歴史、物理、模型づくり、土いじり、家庭や教会など、そこで育てた脳ミソを有効利用していないと思えてきた。少ない脳ミソだ。なるたけ全部使いたい。自分という素材を活かした生き方や仕事の仕方の糸口を見つけた思いがした。ボクなりに正解に一番近い判断を追及してみようと思った。(つづく)
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